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二回目のカモメ食堂

一回目観た時も感想書いたんですが、今回はまたちょっと印象が違って、あのたんたんと静かな映像の中に、時々じわーーっと染み入るシーンがあって、なんか、ご飯食べてるだけのシーンで、じんわり感動している自分がいました。
食べる事って、とっても大切な事ですもんね。一緒に食べる人もとっても大切。
そして、その食べ物に対する、作る人の心も。
お店にとっても、本当なら、ただ食べ物が売れれば良いってもんじゃない。それは私の日常でもありますが。
食事は、お腹を満たすためだけじゃなくて、心も満たす為の作業。
実家にいた頃も 家族で食べる食卓 というものに縁遠く、今 一人暮らしも長くなり、誰かと一緒に食べる食事の幸せを、切に感じています。
質素でも、丁寧に作られた食事と、たわいのない会話。安心出来る場所があることで、それは日常の中でも、際立って豊かな、幸せな時間になります。
 数年前に、三重大学で、三重県の小学校の先生の作文研究会(のようなグループ?)の講演をした事を思い出しました。そもそも月の庭に来た依頼で、都合がつかないと  こちらにまわって来た話で、講演なんて初めてだし、すごく緊張しました。
 そのときのテーマが「食育」
改めて、食べる事について考える良い機会になりました。
私は、食べる人(子供)と作る人(親)について話しました。
私の子供時代の食生活は 外食、他人の作った食事(家は飲食店をしていたので、まかないご飯を、従業員さんも含め、みんなで一緒に食べるんでした。姉が作ってくれる事もありましたが、母が作る事は皆無でした。)普段も、休みの日も家族そろって食べない環境。
大人になり、すでに食に関する仕事をしていた私は、子供の頃本当に欲していたのは、大好きな人たちと一緒の、手作りの食事だったのだと、改めて感じていました。
何かを食べる事は、その物に対する安心感がないと、健全ではありません。どのようにして育てられた作物や家畜を、誰が、どこで、どの様に調理したか。
「親子」という本来なら一番信頼できる関係で、毎日親の作ったご飯を食べる。一緒に食べ物を作るなら、共同作業と安心感の相乗効果でなおさら 大人になってからの人間関係や、信じる力を培う礎になるのかと。
今私は一人暮らしでも、ほとんど大手のファーストフードで済ませることはありません。ほんとに簡単でも、自宅で食べる様にしています。いつからか、お腹がふくれても心が満たされないのに、耐えられなくなって来ている様です。
そんな自然な心の声に従って生活していく事が、今の時代にはとても大切な気がしています。
あ!以上の理由で、苦手な人の作った食べ物は食べません(笑)悪しからず。。。

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