ひとり。

ケーコつんとヨコハマメリーを観た。以前書いたレビュー
友達にも観てほしくて、貸し出しようにDVDを買ったのです。
眠い目をこすりながら、今日一日の楽しかった事、感じた事、いろいろいろいろ話しながら。
最近なにかと考える事が多く、でも悲しく辛く深く沈んでいるわけでもないのですが。
で、ぼんやり思っていた事。
人は、やっぱり一人なんだなぁ。
それは良いこととか、悪い事とか、そういうことではなくて。
悲しくて、寂しくて、だから誰かといたくて。自分の存在を伝えたくて。
でもやっぱり人は一人で。
寄り添い、思い合い、共に歩む事はできても、全く同じ人生を歩む事なんて出来ないし、そんなことする必要も無い。
一人で生まれて一人で死んで行く。
人はやっぱり、一人なんだと。寂しい現実を受け入れて生きて行く。
それは寂しい事ですか？
不幸な事ですか？
辛くて辛くて、耐えられない程の痛みを伴うのでしょうか。
今の私はそうは思えません。
だってみんなそうなんだから。
一人なんだと受け入れて、ともに歩める事、歩ける事をありがたく思う。
みんなそうだと知る事で、優しく、強くなれる。
人と自分は一つになれない。
そこから、始まるんじゃないでしょうか。