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PAN'S LABYRINTH

名古屋へのお買い物のついでに、伏見ミリオン座で観て来ました。
何かの雑誌で見た、暗くてファンタジックな画が気になっていたのです。

重めのファンタジーものという事は知ってたんですが、思ったよりハードでした。
大きい音とか、痛そうなシーンとか、飛び散る血とか、めちゃくちゃ苦手なのです。
だから直視できなかったシーンも多々。。。
そんなシーンの後は、体がしばらく硬直してしまって、その後しばらくはドキドキして映画に集中できなくなります。
皆なんで平気なんだろう?????

内容は、大人の童話。
何年か前に、大人の為の残酷童話とかいう本が流行ったけど、それの(かなり緻密に描写された)映画版というところでしょうか。
でも映像がリアルな分、かなり強烈なところもあります。
子供の頃、マンガばかり読んでいて、童話をほとんど読んだ事の無い私ですが、そもそも童話とは残酷なものだった。と、本が流行った頃に知りました。
辛く悲しい時代背景と、それと隣り合わせの魔法の国。
一見悲しいエンディングも、ただそれだけではなくて。
幸せとは誰かが決める事ではない事、どちらかが必ず正しくて、一方が絶対悪い、なんてことが無い事。
感じ方によって、沢山のメッセージが受け取れる映画でした。

童話の残酷さが無くなってしまったのは、おそらく子供への影響を心配してのことなんだろうけど、今の童話は、正と悪がいて、全てハッピーエンドで、なんだか薄っぺらい。
人間のずるさや醜さを知り、目に見えるものが全てでない事や、想像することの大事さを知る。
目に見えるものと同じくらい、目に見えないものが大切だった子供時代の感覚は、きっと間違ってないから、大人の都合で出来上がった綺麗ごとだけの世界は、そろそろ終わらせてもらえないだろうか。
昔の童話も、この映画も、子供頃、想像の芽を摘み取られてしまった現代の大人たちに必要なものだと思う。
panslabyrinth

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