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(勝手に)秋の映画祭り「エディット・ピアフ」

10月になって、観たい映画がたくさん。
「めがね」は東京で観てきたけど、これからしばらく水曜日は勝手に映画デーになりそうです。四日市の単館が閉まってしまったので、一番観たいミニシアター系の映画が観れないのが残念(><)だけれど。。。
先週は「幸せのレシピ」を観ましたが、感想は。。。まぁ、解りやすい感じのアメリカ映画です。おススメは…特にしません(笑)

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今日はときさんの誕生日だったので、昨日snugのかおりちゃんにお願いして作ってもらった無花果タルト↑を届けた後(可愛くてときさんと二人で写真撮りまくった…笑)、夕方から「エディット・ピアフ」を観に行きました。

美輪さんの音楽会でも紹介されていた「エディット・ピアフ」
なによりも印象的だったのがやはり、音楽の素晴らしさでしょうか。
洋画によくあるスピード感に付いて行けない。心象に共感し辛い。オーバーリアクションに引く(笑)というところがあって、洋画があまり得意ではない私。
そんな私でも純粋に、素晴らしい音楽に引き込まれました。

私は本物のピアフは知りません。意識して聴いた事も無い。でも何度かシャンソンのコンサートに行った事があるからか、いつか聴いた事のあるような、切なくて苦しい愛のうたを歌い上げるピアフ。
時代背景も、歌詞に含まれるドラマにも(シャンソンの歌詞はストーリーになってることが多い)共感できる部分はそう多くはないはずなのに、切なさやイタさ、悲しみ苦しさのなかにある笑顔、どんなに重く、辛くても、それをも楽しんでしまおうとするユーモア、全てを歌い上げ、生きて行こうとする力強さは、ピアフの人間くささを否応無く感じさせてくれます。

一見わがままで、いつだって自由で、でもひどく生き辛そうに見えていたピアフにも、死ぬ直前まで彼女の才能を、彼女自身を愛し、見守る人たちがいます。
いつだって人生の主役であり続ける孤独なピアフを、そうやって見守り続ける周りの仲間がいた事が、どこか救いの様に見えてしまったのは、どれだけ沢山の人に愛されていたピアフも、本当に欲した愛を、いつもギリギリで失い続けていたからなのかもしれません。

ピアフを演じる主演のマリオン・コティヤールも素晴らしく、映画後に買ったパンフレットの人物と本当に同一人物なの?と思うくらい、まるごとピアフでした。他の出演作も気になります。
20代から40代までを1人で演じているのが信じられない程、美しく醜いピアフでした。

最後の曲「水に流して」の歌詞
「いいえ私は、なにも後悔しない」
どんなに激しく生きて来ていても、これが私の人生のうただ。と言い切ってしまうピアフに、私は拍手を贈りたい。

いい映画でした。
と一言でいうのは簡単だけど、どこがどういい。というのが、ほんと難しい。
でも、映画館で観て良かった映画です。
二時間と少し、ずーーーーっと切ない空気の中にいたからか、今夜はまだちょっとだけ切ない気分です。
http://www.piaf.jp/
↑劇中のうたもたくさん聴けます。
でも何も知らずに観に行っても楽しめます。

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