35歳になりました。

今日は、私の35回目の誕生日。
年々この日をどうとらえていいのか、よく解らなくなっているところもありますが。

今年の今日は、お仕事でした。
何度目かの、記録的に忙しい一日。12時には9割方のパンが無くなっていました。

朝一、花屋のおじさんの、笑顔で「おめでとう」付きのお花にほくほくしながら、初夏らしい気持ちのいい風の通る店内で、こうやって笑っていられることが、こんなに楽しいなんて、なんていい日の始まり。

びっくりするような人からもメールが届いて、早めに店じまいしたお店にも、ひょっこり友達がやってきてくれたりして。
お花ももう部屋に飾りきれないくらいになって、この幸せな光景がしばらく続くと思うと、毎日がずっと楽しくなる。

ぼんやりしていた夜の予定、思いがけず楽しい夜となりました。

久しぶりに飲んだ、特別な日のお酒。
すぐに酔っぱらっちゃったけど、気の置けない友達と、美味しいものと、たくさんのあったかい気持ちと、こんなに豊かな時間を過ごしたのは、いつぶりくらいだろ。

歳をとるに連れて、いろんなことが見える様になって、頭で考えすぎる様になって。
いいことも、そうでないことも、なんとかなしに乗り越えられるようになって、不器用ながらもそれなりに、微妙な所で器用になっていたりして。でもそれは同時に、可愛げが、少しずつ消耗して行く様な、微妙な、絶妙なお年頃。

シンプルに、あったかさを感じていたいな。
もう、それだけでいいや。ありがとうって言ってたい。

最後のサプライズデザートは、予想していたはずなのに、びっくりして、うれしくて、泣けて来た。

今日はほんとにおなかいっぱい。ごちそうさまでした。
みんなにありがとう。