せかいのはじっこのはなし。
この、世界で…
目に見えないことがどんなに大きいか。
形あることがどんなに貴稀ではかないか。
今ありがとうを言えることも。
大好きと言える人がいることも。
寒い夜、あたたかい場所で眠れることも。
すべてのものが移り変わる中で、
どれも一瞬のうちに過去になっていく。
目に見えることが多ければ多い程、
人は惑わされ、揺れ動くんだろう。
手に触れられることが意識もされない程に当たり前のことだなんて、
人の温度を知る度に、奇跡の様に思うのに。
言葉も、形も、時代を超えて、世界を超えて、メッセージを送り続けることが出来る。
でも今この瞬間の命の揺らぎは、もう次の瞬間には、違うものになっているだろう。
ほら、もうこの瞬間に。
このメッセージは、私に降り積もり、世界中に降り積もる。
これまでも、これからも、きっとずっと降り積もり続ける。
手からこぼれ落ちたと思っていた現実は、
形を失うと同時に、世界そのものになる。
そんな、小さな光の話。
世界のはしっこの、話。
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