夏休みのよう。

一昨日の夜は、伊勢まで友部正人さんとリクオさんのライブに行って来ました。

楽しそうにピアノを弾き、踊り歌うリクオさんのうたは、どうしてこんなに素直に身体に響くんだろう。
そこにいるだけで、自然と笑顔になる。そんな音楽です。

友部正人さんの歌う詩は、まるでシュールな絵本みたいで、そしてとても純粋で、時々きゅっとなります。
友部さんもとてもとても楽しそうで、こんな歳の取り方が出来るなんて、なんて素敵なことなんだろう。

音楽ってこんなに楽しいものたったんだなぁ。
そんな風に思わせてくれる、雨の夜でした。

その夜は多気町のまさこちゃんの家にお泊まりさせてもらって、昨日は夕方までさよちゃん（小学3年生）と過ごしました。

美味しい朝ご飯を食べて、さよちゃんにおねだりされてお揃いの髪型にしました。
村の鍛冶屋さんを見学させてもらって、松阪のパン屋さん、きりん屋さんにも行きました。
帰って来て茹で立ての甘いトウモロコシとパンを食べ、食後にはさよちゃんと近所の坂道を自転車で滑り降りて、その後は皆でお昼寝。
まるで夏休みの様な一日でした。

そして夜は月の庭で写真家浅田政志くんのトークライブ。
いろんな浅田家の写真と、それぞれの思い出話と、皆の笑い声が印象的でした。
こんなに素直に家族を語れる様になるまでは、それはいろいろあったのだろうけど、今と、これからと、全てを楽しみにしているような、そんな表情で語られる家族への思いは、うそとか、虚勢とか無くて。
だからこんなにたくさんの人に愛される写真になったのかな。

私も、いつか家族を語れる様になりたい（笑）