線香花火。
今日は一日中、川村カオリさんの訃報が報道されていましたね。
彼女は山口洋さんの友人だったらしく、彼からカオリさんの闘病の話を聞いた事がありました。あんなに純粋で前向き人は他にいないって。
それからちょこちょこ、テレビで闘病の様子を語る川村さんの様子を目にし、気にする様になりました。
彼女は私より2つだけ年上で、デビュー当時の中性的な風貌にはスキーで切なげな声が、すごく印象的でした。
当時よく読んでいたファッション雑誌でも、一際個性的でした。
少し前、最後のライブCCレモンホールでの公演のドキュメントを見ました。
彼女の顔つきを見て、正直、もう、かなりキツい状態なのだろうな。
と、思いました。
亡くなる2ヶ月半前の、最後のライブ。
死に向き合った時に、うたも、存在も、一際際立って見えるんだな。
まるで線香花火が最後に大きくはじけるみたいに、ノーメイクの川村さんは、とてもきれいで感動しました。
命の火が消えようとしている時間、それは死への時間ではなくて、多分人生で一番、輝いて生きている時間だと思うから、私はそれをマサルさんに教えてもらったから、そんな時間カオリさんのそばに居た家族は、今はさみしくても、きっとずっと輝いているカオリさんを覚えているのだろうな。
ご冥福をお祈りします。
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