いいうた。
車中ではiPodでいつも曲がシャッフルでかかっている。
現在悲しくもお勤め中のオカムラちゃんの昔の曲を聴きながら、ふと思った。
音楽で生きていく人は、音楽でしか生きていけない人なんだなぁ。
それってめっちゃ不器用。
ギターとか、めちゃくちゃ上手くても、素晴らしいうた声をしていても、計り知れず不器用。
あーー、だから感動するのかー。
それしかできない。それだけ。
だからストレートに心に響く。
その人の奥からにじみ出る人間くささや痛みや人生は、どんなに綺麗な詩を乗せてあっても、それ故の深い味わいとなるのか。
ヘタに器用な人の演るのを聞いても、いまいち感動しない気がするしなー。
とか、勝手な事を思う器用貧乏代表の私ですが。
で(?)、今日はこの間のサプライズの仕返しに、山口洋氏を訪ねてかほりさんと豊橋まで行って来た。
大渋滞の末、到着したのはライブがとうに始まっていたころ。
私は洋は大好きだけど、特にファンという訳でも無い(こら)
まさるさんのうた「Life goes on」が生で聴ければいいやー。
と、思っていた。
ラッキーな事に二部制だった今夜のライブ。
二部の二曲目でその曲が始まった。
以前プレゼントしてもらったライブアルバムと全然違う(笑)アレンジに、ちょっと気付くのに時間がかかったけど(笑)
とか変に余裕かましていたら、気が付いたら泣いていた。
身体が小刻みに震えていた。
特別な想いのある曲だから。
というのもあるんだと思う。
でも、素直にいい歌だと思った。
…いや、洋が超武器用、とか言いたい訳では無いですよ(笑)
なんだか、うれしい夜だったんです。
「素直」っていうのは、後から学ぶのがとても難しいように思う。
私は「素直さ」をあまり身につけずに大人になってしまったようなので、素直な人に憧れる。
それはずっと前からなんだけど。
だからすっと感動できることが、ただうれしい。
いつか素直に、
そして美しい嘘がつける様になりたい。
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