文化・芸術

TAO

昨日は夕方から「TAO」という和太鼓エンターテイメントグループの公演を観て来ました。

大分拠点のグループですが、愛知県で結成され、現リーダーが専門学校時代のクラスメイトなのです。

ずっと太鼓で活躍しているのは聞いていたんですが、三重での公演が有ると知り、初めて観に行くことが出来ました。

チケットを買うときから、子供半額とか、二枚で少し安くなるとか、和太鼓の世界に少しでも近づける様な活動をしているんだなぁ。と感心はしていたんですが、座席に着くと立派なパンフレットが用意されていて、ここまでやるか。

公演は、一糸乱れぬパフォーマンスと、楽しそうなメンバー、生音の迫力と、会場との一体感。

なんだこれ。

ものすごいクオリティのライブショウでした。

想像を超える練習と経験を重ねないと、ここまではできない。絶対。

このグループはすごい勢いで大きくなろうとしていて、それはちゃんとビジネスになっていて。

大きくなる事が一番だとは、私は思わないけど、でも努力と本気がビジネスになる。という一つの理想を、現実にしてくれて気がします。

感動は、人の芯から産み出されて、それが人を動かすんだな。

そんな中で指揮を執る昔の友人は、昔から素敵な人だったけど、もうまるで別人のようにかっこ良くてキラキラしていました。

はー。

感動と共に、ちょっと寂しかったりもして(笑)

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「若冲ワンダーランド」

信楽のミホミュージアムで観て来ました。

有名な象の絵など、観ればわかる。程度で、「若冲」の名前を聞いてもいまいちピンと来ないくらいでしたが。

あのーーー。

…大好きです(告白)

これまで見て来た展覧会で、ひょっとしたら一番好きかもしれません。
そう、それは恋に似ています(しばらくしていませんが…痛)

ミュージアムの素晴らしさもあるのかもしれませんが、会場入って1枚目の絵から、もう最高でした。

躍動的な筆のタッチを見る度、なんだかわくわくどきどき。
かと思えば、極端に繊細な筆遣いや、表情豊かで魅力的な動物たち。

観覧中、もうずっとどきどきしっぱなしで、絵を観ていると、それを描いている若冲の姿がぱぁーーーーっと広がります。どんな人か知らないけど(笑)

情熱的に一心不乱に描いていたり、それは楽しそうに描いていたり。
まぁ全て妄想なんですが(笑)

とにかくわくわくするのです。

生の絵を近くで観ると、その筆遣いとか絵の具の厚みとか、作品のモチーフ以外の所がとてもよく解って、何百年経ってもこんなにリアルに伝わってくるのだなぁ。絵もライブなんだなぁ。

図録を買ったのだけど、やっぱりこれじゃ物足りない。
今会期中はもう無理かもだけど、他の会場でも是非もう一度観に行きたいです。

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今月のお花。11月のギフト。

今月は、落ち葉を拾って来て下さい。ということだったので、どういう作品になったかといいますと。

写真のようになりました。(二枚目は先生の)

ベース、花材はもちろん教室で指定してもらうんですが、こういうアレンジの場合は、基本的な事だけ指導されて、後はそれぞれ自由に生ける事になります。

「自由」に。

なーんて難しい響きなんでしょう…

いつもこういった課題だとよく解らなくなって、もう勢いで生けるしかなくて、

「藤山さんはいつも早いなぁ」と、出来映え以外の賞賛(?)を受けます(笑)

でもでも今回は、二つ三つ花材を配置した所から、ああ、ここにこれ。と、何故だかそれぞれの居場所が解る。というか、枯れ葉から主役級の花まで、それぞれの役割、この作品がどこに向かっていくのか、ということが、不思議と解って来て、とても楽しく生けられました。

お花ってこんなに楽しかったんだなぁ。

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キエリ舎さんと、フジタチサト展。

今日はpieniさんでのイベントのDMを置いてもらいに菰野のNoviさんへ。

先日snugでお会いしたマキノリョータさんご夫婦が作っている、陶器のアクセサリーや、柿渋で描かれたTシャツを展示しているということで、そちらも楽しみにしていました。

ニワトリ、リス、ライオン、鳥、かわいいモチーフと力の抜けた素朴な味わいが素敵で、一つに絞れませんでした。
結果、リスT、ニワトリブローチ、ヒマワリチョーカーを購入。
ちょっとした大人買い気分です(といっても、とてもリーズナブルですが)

Noviさんで今月末まで開催しているそうです。
http://d.hatena.ne.jp/novi-hiro/20090618
もう一回くらい行ってしまいそうな…(笑)

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写真)Noviさんブログから勝手に拝借しました…すんませんm(__)m

その後は四日市のはじっこのほうにある目黒作陶館へ「フジタチサト展」を見に。こちらはときさんに教えてもらいました。
今日が初日の展示会。焼き物は初日に行かないと!
と意気込んでみたものの、ちょっと私の手には届かない(笑…さいふが…ね。)
でもでも、見ているだけでほぅーーーー。はぇーーーー。となる作品がいっぱい!!!
いろんな動物やちいさい人たち。
ひとつひとつの作品に物語があって、ユーモアもあって、見ているだけで楽しい気分になりました。
はんこ作りのイメージを膨らますのにも、とっても勉強になりました。(←何になりたいのだ)

もうちょっとお金持ちになったら(なるのか?)ひとつふたつと手にしたいなぁ。
http://www.gallerysuki.com/s-fujitac-b.html

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HEDWIG AND THE ANGRY INCH (zeppNAGOYA)

観て来ました。

ミュージカル(ライブ?)は、これで三度目のヘドウィグ。
前回の公演での感動が忘れられなくて、今日の名古屋公演はどんなことしてでも行きたくて、お店を抜け出し、仲良しのお客さんと合流して一路名古屋へ。

久しぶりの長距離(といっても一時間ちょい)電車と、大音量のライブ音に不安を感じていましたが、何度か耳の辛い時もあれど、それよりなにより素晴らしいショウでした。

一週間前の突然の大阪公演中止による、代役(イツァーク)公演。
だもんであまり期待もせず、予習にと久々に観ようと思っていた映画版を観る余裕もなく。
最初のイツァークの台詞の聞き辛さ(特にハウリングがひどくて、耳を塞がずにいられなかった)で、やっぱりもう一度映画を観るべきだったと、悔やまれながら始まったショウは、一曲目のTEAR ME DOWNが始まってしばらくも、私の頭は冷静なまま。
でもその数十秒後、突然両腕から体へ、鳥肌&涙。

完全英語詞で歌われる言葉の意味は、うる覚えだったのに、この映画のすばらしさは、詩の素晴らしさでもあるはずなのに、でもそんなの関係なく、ただ感動させてくれるヘドウィグ(山本耕史)の繊細で力強い歌声。
二曲目のTHE ORIGIN OF LOVE は、前回も涙した大好きな曲。
今回はアンコールも含め二回も演ってくれて、本編最後の曲MIDNIGHT RADIO(これはもう、ものすごい名曲!)から涙腺ゆるみっぱなしでした。

山本くんのヘドウィグを観るのは二度目だけど、正直歌意外のほぼ一人芝居のシーンは今回もちょっと違和感。
脚色のされかたが、私好みでないというか、やっぱり映画のイメージが強過ぎて(映画の観すぎか?)、それは演者である本人も、一番難しい所なのかも、と思う。
でもそこは演技派、出会った頃のトミーとして語るシーンは、派手なウィッグを着けてるのに、トミーにしか見えなくて、本気で引き込まれました。
そして確実に前回より絞られた身体と、長期間演じて来て少しずつ自分のものにして来ている山本ヘドウィグは、圧倒的な歌唱力と存在感で、会場全体を引きつけていました。

今回はあんまり頭が回ってなかったのもあって、言葉も、ストーリーも、どこか後回しだったけど、その分ただこのショウを楽しみ、歌の力を感じ、素直に感動できることの素晴らしさを改めて思い出させてくれました。

やっぱりヘドウィグは最高だ。
私のバイブルは、今日も私に力をくれた。

今日の為に出勤してくれたきみことたかちゃん、体を心配してくれながら、この感動を共にできたゆかりさんにも感謝です。どうもありがとう。


ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ

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座頭市

この前たまたま「座頭市」の舞台の宣伝番組を観た。
三池監督も、哀川翔も、もちろん阿部サダヲも好きだけど、何故だか一度も観に行く気にならずにいた。
もう東京公演は始まっているというのに、この時期に特番なんて、チケット売れてないのか??

お正月休みも決まったし、でもその割に休み中の予定も決まってないし。
ちょうどその期間中の名古屋公演、行ってみてもいいかなぁ。
でも「舞台」それも、結構お高いチケット。気軽に誰かを誘える感じでもないなぁ。

…と、ダメ元でときさんを誘ってみたら、一緒に行ってくれる事になり、急遽チケットを入手しました。
何故だかネットで買えない名古屋公演。何故???
いろいろ調べているうちに、行こうと思っていた公演には、出演者のアフタートークがある事を知りました。むはーーーー!!!!
入手したチケットは、予想外に良い席で、それも通路前!!!!
でかい会場じゃないし、これはうれしい!!一気に興奮モードです!!!(単純)
でもこの時期でこの席って。。。大丈夫なんだろうか、名古屋公演。。。
ま、なんにせよ、楽しんできます(^^)/

6月にはヘドウィグの再演もあるし、こちらも良い席が取れるといいんだけどなー。(只今プレ抽選待ち)

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HEDWIG AND THE ANGRY INCH

観てきました。
主演山本耕史/中村中
場所はZeppNAGOYAです。

以前にも書いた様に、ほんとに失礼なくらい期待していなかったのですが………本当に失礼いたしましたm(_ _)mという感想です。

開演最初の台詞は中村中のイツァーク。
あまりに線が細い女性的なイツァーク(でも中村中は性別は男なんだよねぇ。。完全に女性でした)とは対照的イツァークの台詞に、ちょっと宝塚を思い出したりして、引き気味のスタート(笑)
でも観客席からヘドウィグが現れ、一曲目が始まると圧巻。
すごい声量と歌の完璧さ、表情や動作にも一寸の隙もありません。
メイクは……ちょっと微妙でしたけど(笑)
二曲目の愛の起源、一曲目とは打って変わって低めの穏やかな声で歌い出すヘドウィグ。
あまりの情緒感に完全にやられてしまいました。
最後の曲、真夜中のラジオでは、自分を許し、統合し、生まれでた本当のハンセン(ヘドウィグ)の、どこまでも前向きで力強い姿に、本当に感動してしまった。

全編英語詩で、映画にほぼ忠実ながらも、芝居上ちょっと説明的になる台詞。一時間半の短い上演時間で、初めてヘドウィグを観る人が、どこまで理解できるのか。
そこらへんは難しいところですが、これはもう、ほんとに観に行って良かった。
8300円は高くないです!!(キッパリ)
ストーリーどうこうよりも、あの歌を生で聴けるだけで観る価値あり。
ほんと、全然興味のなかった山本耕史、惚れ直しました(なんだそりゃ…笑)でも彼のCDはいらない(笑)今回のヘドウィグのサントラがあれば、買っちゃうかもです。

久々に本気で観たヘドウィグ。
もう映画は10回以上観てるのに、今回は感じる事が前とは違います。
それはもちろん、今の私だから感じられる、力強いメッセージ。
そこらへんは、こんどまたゆっくり。。。

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生命の樹

来週のお休みの日に、大阪に行ってきます。
第一目的はグループ魂のライブなんですが、たまたま太陽の塔の内覧会が同じ日にあるというので、友達に予約をしてもらいました。
この四月からの改修で、内覧会はしばらくなくなるというのを聞いていたので、実はもう諦めていた太陽の塔の内覧。
太陽の塔の中には「生命の樹」という大きいオブジェがあるそうです。
なんだかこの時期に、その「生命の樹」が見れる機会があるなんて。
今の私は、それを見て、一体何を感じるんでしょうか。
楽しみです。

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突然。。。

私のバイブル、ヘドウィグアンドザアングリーインチのミュージカル。
前回の日本版ヘドウィグは三上博史で、もちろん観に行ったんだけど、二度目の今回は山本耕史。
うーーん。。。なんだかイメージも違うし、今回はやめとくか。と思ってたんだけど、初日公演のリポートを見て、ちょっと観たくなってしまった。。
三上博史のヘドウィグは、かなり映画と違うビジュアルだったんだけど、今回、写真を見る限りでは、映画のヘドウィグに近いビジュアルとシーン。
……これは気になる。。。。会場も小さいし、ライブ感もありそう。山本耕史の唄は、ちょっと想像できないけども。
名古屋公演は平日、まだチケットも少しあるみたいだし。。。
どうしよう。。。悩む。。。だれか一緒に行きませんか?一枚8400円(高っ!)
http://www.hedwig.jp/

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HACCHIの亀展

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お休みの今日は、月の庭で開催されている、ハッチの亀展に「遊び」に行きました(笑)
 器は昨日購入していたので、今日はハッチとおしゃべりしたくての来庭。ギャラリーとして使われている和室で、ゆったりまったり過ごしました。
 彼女は私より一個年上で、かわいい亀を中心に、どれも私好みな乙女な作品を沢山作っています。
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 彼女の作品たちには、どれもストーリーがあって、見ているだけでわくわくします(^^)
後ろの壁に映し出された雲たちは、どこに向かっていくんだろ。。。
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 ハッチ曰く、何を見てもかわいく見えるんだそう。作品を見れば、それは一目瞭然。とても温かくて、やさしい気持ちになります。お気に入りの古い絵本を開いたときの、なんだかホッとして、いつ見ても少しドキドキするような、そんな気持ち。
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時間がたっぷりあったので、一緒に手ぬぐいを作りました。
 染色用の絵の具でペタペタ。想像以上のにじみ具合に少々焦りながらも、こんなの↑ができました。タイトルは「旅するパン(笑)」……最初はベーグルの予定でした。。。。。。。あれ?
 こんな素敵な彼女と知り合ったのは、私がまだ月の庭で働いていた頃。私もまだお店は始めて無いし、彼女も作家として自立する前の事。
 手探りで慌ただしく過ぎて行く月の庭での日々の、よくある一日に出会いました。失礼ながら、私にはその時の記憶がほとんど無く、月の庭で知り合う、沢山の人の中の一人でした。 
 でも彼女は違ってて、展示会のハガキをくれたり、たまの私との再会を、いつもとても喜んでくれました。
聞けば、最初の出会いの時に、がんばってる私を見て、とても励まされていたそう。今聞けば、涙が出る程嬉しいその思いを、ずーーーっと持ち続けていてくれた彼女は、その時の私より、ずっと感受性の豊かな、素敵な女性だったに違いない。なんてもったいない事をしてたの!!!
 私はそんな日々を取り戻したくて、今日は彼女と沢山おしゃべりして、一緒にもの作りをして、大事な大事な時間を過ごしました。今までの分も、いっぱいいっぱい笑いました。
 いつも思ってるコミュニケーションの話し。伝える人と受け取る人。
やっぱりどちらも大切で、彼女と出会った頃の私は、未熟な上に刺激的な日々に慣れ過ぎて、どこか麻痺していたのかも知れない。こんな風に気付けずに来た事って、きっとたくさんあるんだろうな。
 ずっと、思っててくれてありがとう。あなたの大切な時間の中に、私を居させてくれてありがとう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「HATTCIの亀展」
月の庭ギャラリーにて、今週金曜日まで開催されています。
彼女の素敵な作品と、素敵な彼女に、是非会いに行って下さいね(^^)
 問い合せ/0595-82-0252(月の庭)

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